機関紙「愛身連(あいしんれん)」第228号 2025年(令和7年5月号) 表紙写真(ひまわり畑でスイカ服を着て、麦わら帽子をかぶった男の子の写真) 作者:中嶋哲夫(なかしま てつお)(西尾市) 作品名:「スイカ坊や」 コメント:第39回障害者による書道・写真全国コンテスト写真部門 銀賞作品 ひまわり畑で趣味の写真を撮っていたら、スイカ服を着た坊やと出会い思わずシャッターを切りました。良いシャッターチャンスをいただいた坊やと両親に感謝します。 愛身連 【特集】  愛知県への陳情・回答 臨時総会  令和7年度予算  令和7年度年間行事計画 作品展 カローリング交流大会 福祉大会 ハイキング大会 あつまれ!ふくはぴんち 第6期オレンジスマイルプロジェクト始まりました 入会案内  賛助会員 令和7年度予算 3月臨時総会で承認  去る3月27日、愛知県白壁庁舎において臨時総会を開催し、令和7年度予算案及び事業計画案が審議のうえ全会一致で承認されました。 第1号議案 <令和6年度障害者社会参加推進センター特別会計収入支出補正予算> 第2号議案 <事業計画>  本会では、近年各支部において、入会者の激減及び会員の高齢化に伴い、支部の存続が危ぶまれる危機的な状況である。長年障害者の権利を共に勝ち取ってきた大切な仲間の退会、社会参加を妨げる移動手段確保の困難、運営の危機に拍車をかける補助金カットなど、大変厳しい状況が続いている。  そのため、長く活動を共にし、支え合ってきた支部の退会が後を絶たず、このままでは本会の存続すら危ういところまできている。  この状況を打開していくために、一致団結して知恵を出し合い、支部活動を通して地域に根差した交流に力を注いでいく。また、活動の様子を積極的に情報発信し、未加入者への加入意欲を高め、入会につなげていく。さらには、人生経験豊かな私たち当事者の声を自治体や社会福祉協議会等に届け、障害者福祉の必要性を粘り強く訴えていくものとする。 <重点事業> (1)支部活動を積極的に発信し、つながりの場や交流の場を広げ、仲間づくりを目指していく。 (2)障害の種別や一人ひとりにあった合理的配慮の理解促進と普及に向けて情報発信していく。 (3)オレンジスマイルプロジェクトの取り組みを進め、助け合いのできる社会を目指していく。 (4)障害者福祉への理解・支援が広がるように、適時適切な要望・提案活動を実施していく。 (5)身体障害者相談員協議会の活動を積極的に支援し、相談事業の活性化を図る。 ※事業計画については、別途掲載  第3号議案 <一般会計収入支出予算>  収入総額は約一千百七十万円。  会費は、三百五十万余円。そのうち、貴重な収入源となる賛助会費(19団体7個人)も含まれています。  また、本会の活動に支援してくださる愛知県からの補助金や、愛知県共同募金会からの配分金。明石会(あかしかい)や城西福祉会(じょうさいふくしかい)からも助成金をいただいております。  支出については、誰もが安心して暮らすことのできる社会(共生社会)を目指す福祉大会に九十五万円。  スポーツを通して、会員相互の親睦を深める「カローリング交流大会」、地域の人々が楽しみにされている「作品展」、そして今回で節目の10回目を迎える「障害者週間に伴う街頭キャンペーン」の啓発活動に合わせて六十四万円。 第4号議案 <障害者社会参加推進センター特別会計収入支出予算>  収入総額は、前年度と同額の一千六百三十四万余円で、そのほとんどが愛知県からの委託金です。  委託事業は、本会を含めた4団体で実施します。 【愛友会】  疾病等により咽頭を摘出し、音声機能を喪失した方を対象に行う発声訓練を実施。 【愛知県盲人福祉連合会】  視覚障害者の方を対象に社会生活に必要な知識の取得や体験交流などを行う社会生活教室等を実施。 【日本オストミー協会愛知県支部】   スト―マ用装具の装着者を対象に行うオストメイト社会適応訓練を実施。 【本会(愛身連)】  身体障害者を対象にレクリエーション(ハイキング大会)等を実施。 第5号議案 <運用基金特別会計収入支出予算> 第6号議案 <職員退職引当金特別会計収入支出予算> 第7号議案 <プロジェクト特別会計収入支出予算> 第8号議案 <第27回日身連中部ブロック身体障害者相談員研修会特別会計収入支出予算> 【写真】 総会時に賛成の挙手をしているところ 令和7年度 年間行事計画 ◆愛知県障害者スポーツ大会 ・水泳・一般卓球(安城市)  5月10日(土)   ・卓球(サウンドテーブルテニス)(岡崎市)  5月18日(日)   ・フライングディスク(豊田市)  5月31日(土) ・陸上(豊田市)  6月1日(日) ◆第57回作品展(蒲郡市博物館ギャラリー)  9月6日(土)〜7日(日) ◆第24回全国障害者スポーツ大会(滋賀県)  10月25日(土)〜27日(月) ◆ハイキング大会  10月未定  2回(名古屋・東三河発着) ◆愛身連第7回カローリング交流大会(サン・アビリティーズ豊田)  11月2日(日) ◆第27回日身連中部ブロック身体障害者相談員研修会(ホテルグランドティアラ南名古屋)  11月5日(水)〜6日(木) ◆愛知県グラウンド・ゴルフ大会(幸田町大日蔭(こうたちょうおおひかげ)グラウンド・ゴルフ場)  11月9日(日) ◆愛知県ゲートボール大会(サンテパルクたはら)  11月24日(月・休) ◆障害者週間街頭キャンペーン  12月3日(水)〜9日(火) ◆第64回愛知県身体障害者福祉大会(知立市文化会館)  12月6日(土) ◆愛知県ボッチャ競技大会(大府市)  12月20日(土) ◇機関紙「愛身連」の発行  5月15日(木)・9月15日(月)・1月15日(木) ◇定時総会・体験発表会 6月26日(木)(愛知県白壁庁舎) ◇臨時総会(愛知県白壁庁舎)  3月26日(木) ◇理事会  6月10日(木)※理事会終了後、研修会・8月28日(木)・10月2日(木)・11月20日(木)・3月12日(木) ◇正副会長会議  6月3日(火)・8月19日(火)・9月24日(水)・11月11日(火)・3月3日(火) ◇障害別団体調整会議  8月19日(火) ▼愛知県身体障害者相談員協議会 ●役員会(ZOOM)  5月14日(水)・10月22日(水)・3月18日(水) ●総会・学習会(愛知県白壁庁舎)  5月28日(水) ●第24回愛知県身体障害者相談員研修会(刈谷市産業振興センター)  1月28日(水) 令和7年1月〜令和7年4月 会長・副会長の会議等出席状況 【1月】 加賀会長 17日(金)愛知県特別支援教育振興大会、23日(木)愛知県社会福祉大会、28日(火)愛知県への陳情 【2月】 加賀会長 4日(火)福祉の店オープニングイベント、12日(水)身体障害者相談員全国連絡協議会理事会(WEB)、14日(金)愛知県障害者相談員研修会、18日(火)愛知県特別支援教育推進連盟理事会、25(火)名古屋駅乗換空間のユニバーサルに係る意見聴取会 【3月】 加賀会長 2日(日)第43回耳の日記念聴覚障害者と県民のつどい、24日(月)県社協理事会、28日(金)日身連臨時評議員会(WEB) 【4月】 加賀会長 9日(水)中部ブロック代表者会議、21日(月)ADF代表者会議、25日(金)愛知県手をつなぐ育成会定期総会 松ア副会長 22日(火)愛知県障害者芸術活動参加促進事業実行委員会 加藤副会長 13日(日)愛知県聴覚障害者体育大会 第57回「作品展」を蒲郡市博物館ギャラリーで開催します!  9月6日(土)〜7日(日)、蒲郡市博物館ギャラリーにおいて第57回愛知県身体障害者作品展を開催します。  例年通り200点ほどの作品を募集する予定です。また、作品を制作している方の励みとして5日(金)に審査会を行い、7日(日)午後から表彰式を行います。  毎年、作品展には多くの素晴らしい作品が出展されます。鑑賞された方の多くに「素晴らしいですね」とお声をかけていただきます。また、毎回作品展を楽しみにされている方もいらっしゃいます。  会場近くの支部の方はもちろんですが、遠くの支部の方も、ぜひ多くの素晴らしい作品を出展していだきますよう、よろしくお願いいたします。 【申込み先】お住まいの市町村支部(6月初旬申込開始予定) バリアフリースポーツ 第7回カローリング交流大会 豊田市で11月に開催  令和元年度(第1回大会)から始まったカローリング交流大会は、今年で7回目を迎えます。 第1回大会から第3回大会までは東祥アリーナ安城で、第4回大会から第6回大会までは長久手市杁ヶ池体育館で開催しました。  3年続けて同じ場所での開催ということもあり、第7回大会は豊田市に場所を移して開催します。  カローリングは、カーリングを室内でできるように考案され、高齢者や障害者にも気軽にできるスポーツです。  1チーム3人(ひとり2投)2チームで行います。  氷上のカーリングのように、円(ポイントゾーン)の中心にジェットローラを投げ入れて点数を競います。チームの戦略が勝敗のカギを握るため、最後の一投までどちらが勝つかわからないスリル満点の競技です。 初心者の方にも、気軽にできるスポーツですので、この機会にぜひご参加ください。 【日時】11月2日(日)     午前10時から開始予定 【場所】サン・アビリティーズ豊田 【申込先】お住まいの市町村支部 ※9月申込み開始予定 第64回福祉大会 ≪12月6日(土)知立市にて開催≫  今年度の愛知県身体障害者福祉大会については、12月6日(土)に知立市文化会館で開催します。  毎年日曜日に開催してきた福祉大会ですが、今年は土曜日の開催となりますので、ご注意ください。  例年通り、各支部から推薦のあった方への表彰と要望の決議を行います。  多くの方の参加をお願いいたします。 ハイキング大会!  ≪10月に2回開催予定≫  今年のハイキング大会も昨年同様10月に開催する予定です。  日にち、行き先はまだ決まっていませんが、募集は8月頃を予定しています。バスは、名古屋市内と東三河地区での発着を予定しております。  昨年は名古屋発着の方は「奈良公園、奈良国立博物館」へ、東三河発着の方は「なばなの里、リニア鉄道館」へ出向きました。  今年も皆さんが楽しめる場所を予定しておりますので、ぜひ、多くの方のご参加をお願いいたします。  詳細は時期になりましたら、愛身連支部、市町村役場に通知いたします。 第27回日身連中部ブロック身体障害者相談員研修会  愛知県で開催!  日身連中部ブロック身体障害者相談員研修会は、中部6県(富山県、石川県、福井県、岐阜県、三重県、愛知県)と1市(名古屋市)の持ち回りで毎年行われています。  今年度は、11月5日(水)〜6日(木)に愛身連の主催でホテルグランドティアラ南名古屋(安城市)において開催します。  多くの相談員の皆様に参加していただきたいと思いますので、ご予定をお願いいたします。  詳しいことについては、夏頃に通知させていただく予定です。 第63回愛知県身体障害者福祉大会  陳情について 令和6年12月8日(日)、田原文化会館で行った「第63回愛知県身体障害者福祉大会」において採択された決議事項について、令和7年1月28日(火)に愛知県へ陳情を行いました。  陳情には加賀会長と事務局2名が出向き、愛知県からは坂上(さかがみ)障害福祉課長、久野(くの)担当課長、木村課長補佐、高木主査に出席していただきました。  加賀会長から坂上障害福祉課長に陳情書を渡し、障害者への理解のお願いと愛身連の会員減少、高齢化の厳しい状況などを強く伝え、愛知県の皆様も真剣に話しを聞いてくださいました。  愛知県からは、2月20日付で回答文書をいただき、3月の臨時総会で各支部長に配布しております。 【写真】 加賀会長が坂上障害福祉課長に陳情書を手渡しているところ 第63回愛知県身体障害者福祉大会 愛知県への陳情・回答  令和7年1月28日(火)に愛知県行った陳情の回答を報告します。 1.障害者団体への入会者が激減している状況を勘案し、身体障害者手帳交付時に障害者団体に関する積 極的な情報提供を行うよう、県から市町村に強く働きかけてください。また、県が発行している福祉ガイドブックに、障害者団体を紹介するページを新たに設けてください。 【回答】障害福祉課(業務・調整グループ)  特定の団体への加入について、県から市町村へ働きかけをしていくことは難しいと考えておりますが、団体情報の提供についての方策について、引き続き、貴会と一緒に考えていきたいと考えております。 また、障害者団体については、障害福祉課のWEBページ上の「福祉ガイドブックWEB版」に掲載し紹介していますが、今後は、冊子版の福祉ガイドブックへの掲載の可否についても検討してまいります。  なお、障害福祉課のWEBページの「関係リンク」に貴会WEBページへのリンクを貼っております。 2.身体障害者相談員への研修を継続実施するとともに、市町村に対し障害者相談員の重要性を認識させ、障害者当事者やその家族に相談員を委嘱することを原則とし、活用に向けて強く働きかけてください。 【回答】障害福祉課(地域生活支援グループ) 市町村が任命する身体障害者相談員に対する研修については、県において引き続き実施してまいります。また、身体障害者相談員の活用の参考としていただくため、各市町村の身体障害者相談員の活動内容について取りまとめたものを毎年各市町村に配布しております。 3.愛知県差別解消推進条例の理念に沿って、民間事業者にもソフト・ハード両面で合理的配慮が行き渡るよう、普及啓発活動と並行して筆談ボート、点字メニュー、スロープ、手すりなどの整備に係る助成措置を講じてください。 【回答】障害福祉課(業務・調整グループ)、住宅計画課(街づくり事業グループ)  県としましては、まずは事業者に対し、障害者差別解消法及び愛知県障害者差別解消推進条例の趣旨の周知徹底を図ることが必要と考えております。このため、事業者による合理的配慮の提供が義務化されたことについて、リーフレットや啓発動画を活用して普及啓発にしっかりと取組んでまいります。  また、「人にやさしい街づくりの推進に関する条例」に基づく建築物等の整備計画の届出の機会をとらえて、事業者の合理的配慮が義務化されたことを踏まえた指導・助言を行ってまいります。 4.インクルーシブ教育(すべての子どもたちが同じ環境で学びあい、共生社会の実現を目指す教育)システムの構築を目指し、学校施設へのエレベーターや多機能トイレの設置、スロープによる段差解消によりバリアフリー化の推進を図ってください。 【回答】教育委員会財務施設課(整備第一グループ) 県立高校のバリアフリー化については、原則、「人にやさしい街づくりの推進に関する条例」に適合するよう実施しております。  エレベーターについては、現在、県立高校150校のうち9校に設置をしておりますが、エレベーターは3階以上かつ延床面積2,000u以上の建物を新増改築する際に設置することとしており、今後、3校に4基の設置を予定しております。  多機能トイレについては、これまで、原則、管理棟の耐震改修工事や大規模改造工事、県立学校施設長寿命化計画に基づく改修工事の際に設置を進めており、現在、県立高校の96.7%に設置済です。なお、未設置となっている学校へは、管理棟の長寿命化計画に基づく改修工事の中で引き続き整備を進めてまいります。また、未設置の学校で、身体に障害のある生徒の入学等にあたり多機能トイレが必要となった場合は、個別に対応しております。  スロープや手すりにつきましても、長寿命化計画に基づく改修工事や必要に応じて個別対応にて設置しております。  今後も学校施設のバリアフリー化に取り組んでまいります。 5.近年の新生児医療の発展により医療的ケアが必要な子どもが急増していることから、医療的ケア児のショートステイ施設を増設してください。また、医療的ケア児とその家族に対する支援施策を早急に拡充してください。 【回答】障害福祉課 医療療育支援室(重症心身障害児者支援グループ)  医療的ケア児を始め、重症心身障害児者への支援の充実のため、ショートステイ等を行う重症心身障害児者施設の整備を進めてきました。県内の重症心身障害児者施設設置数と病床数については、2013年度には4施設382床であったところ、2023年度には9施設758床となっております。  また、医療的ケア児が地域で安心して暮らせるよう、医療的ケア児支援センターによる地域の支援体制整備の後押しのほか、医療的ケア児等コーディネーターの養成等、支援者の育成などに引き続き取り組んでまいります。 6.障害や難病を抱えた子どもが使用する車いすを知ってもらうために、子ども用車いすマークの啓発を図ってください。また、関係条例に「子ども用車いす」という表記を加え、社会的認知度を高めてください。 【回答】障害福祉課(業務・調整グループ)  一般社団法人により作成された子ども用車いすマークについて、各法人により普及・啓発活動をされていることは承知しております。今後、国の障害福祉施策への関わりと合わせ、対応を検討してまいります。 7.避難行動要支援者名簿の定期的な更新、実効性のある個別避難計画の作成及び障害特性に特化した防災訓練の実施を市町村に指導してください。また、障害特性を理解したスタッフを配置した福祉避難所の更なる指定に向けて、市町村と連携して早急に取り組んでください。 【回答】地域福祉課(福祉活動支援グループ)  避難行動要支援者名簿の更新や個別避難計画の策定、福祉避難所の整備等に関する注意事項を定めた「市町村のための災害時要配慮者支援体制マニュアル」を活用した研修を実施するなどにより、市町村の体制整備を支援してまいります。 8.スーパーマーケットやコンビニエンスストア等で進むサービスの無人化やセルフレジ化に対して、有人支援等の代替手段の確保や音声ガイド付き機器の導入など、障害者が取り残されない対策を講じてください。 【回答】障害福祉課(業務・調整グループ)、住宅計画課(街づくり事業グループ) 2024年4月から事業者による合理的配慮の提供が義務化されたことから、リーフレット等により事業者に対して広く周知啓発を図っております。リーフレットでは、「合理的配慮」の内容は障害特性やそれぞれの場面と状況に応じて異なることや、申し出の内容が過重な負担となる場合には、お互いの立場を尊重しながら話し合い、対応案を検討することを周知しています。事業者に対して、今後も引き続き合理的配慮の提供に関する周知を行ってまいります。  また、「人にやさしい街づくりの推進に関する条例」に基づく建築物等の整備計画の届出の機会をとらえて、事業者の合理的配慮が義務化されたことを踏まえた助言を行ってまいります。 9.歩車分離式交差点が増えている中で、視覚障害者は音がないと車両が停止しているのか、通行車両がないのかが判断できないことから、音響式信号機の普及を早急に進めてください。また、音響装置の音が切られたり小さくされている信号機については、シグナルエイド(信号機の押しボタンを押すことなく機能させることができる歩行時間延長信号機用小型送信機)対応のものにしてください。更に、エスコートゾーン(横断歩道の中央に敷いた点字ブロックにより視覚障害者の通行をサポートする路上整備)を敷設し、横断歩道における一層の安全確保に努めてください。 【回答】愛知県警察本部(交通部 交通規制課) 音響式信号機については、視覚障害者等の利用頻度が高い施設周辺やその他要望等を踏まえ、設置場所の選定や整備を進めるとともに、機器不良等によって視覚障害者による検知が困難とならないよう、老朽化した既設の音響装置機器の更新も進めていきます。  また、シグナルエイドの操作により歩行者用信号の青色時間を延長する高齢者等感応信号の設置につきましては、要望等を踏まえ選定や整備を進めるとともに、機器不良等によって視覚障害者による検知が困難とならないよう、老朽化した既設の高齢者等感応信号の更新も進めていきます。  エスコートゾーンにつきましても、視覚障害者等の利用頻度が高い施設周辺で、視覚障害者の需要が見込まれる横断歩道を中心に敷設しており、今後も視覚障害者の需要が見込まれる横断歩道に新たな敷設を進めるとともに、破損や変形等によって視覚障害者による検知が困難とならないよう、適切な維持管理に努めていきます。 第23回愛知県身体障害者相談員研修会を開催しました  2月21日(金)、刈谷市産業振興センターにおいて第23回愛知県身体障害者相談員研修会を開催しました。相談員24名と安城市支部、武豊町支部から各1名が参加しました。  1コマ目は、愛知障害フォーラム(ADF)の地域フォーラムとして「能登半島被災地視察と防災として準備すること」と題し、ADF事務局長の柳原康来(やなぎはら こうき)氏に講演していただきました。昨年12月にADFから能登半島に視察に行き、能登はまだまだ復興に向かっていない状況を多くの写真を交えて詳しく話していただきました。今後、東海地方でも災害があった時に地域とのつながりが大切であるとのことも話されました。  2コマ目は、「視覚障害者とアクセシビリティ」と題して愛知県盲人福祉連合会理事兼研究部長であり、以前、相談員協議会の副会長だった永徳一輝(えいとく かずてる)氏に講演していただきました。視覚障害者の方を含むすべての人にとってのアクセシビリティとは何か、その重要性について講演していただきました。AI技術が大きく進歩し、今以上にAI技術を使っての可能性が広がっていくとの話しをされました。  昼食をはさんで3コマ目は、「幸せのカタチ。」と題して瀬戸市手をつなぐ育成会会長であり、ラジオサンキューパーソナリティ―である林ともみ氏に講演していただきました。林さんは3月まで中日新聞の朝刊で隔週の火曜日に「まぁるく生きる」を掲載されていました。娘さんが二十一番染色体の上下が欠損し、くっついて丸くなっている障害をもっており、生まれた時は一生出られない穴に落ちたと思ったが、マルが幸せのカタチであると思うまでの話しをされました。  最後は、フリートーキングとして、4人程度のグループに分かれて研修会の振り返りと、他地域の相談員との交流を図りました。最後にグループの代表者がフリートーキングで話し合った内容を発表しました。  研修は長時間にわたりましたが、参加者の方は大変熱心に取り組まれていました。また、「とてもよい講演だった」「交流の時間をもう少し増やしてほしい」などの意見も出ていましたので、次回に活かしていきたいと思います。 【写真】 ・講師(3名)が講演しているところ ・グループワークをしているところ イオン「幸せの黄色いレシートキャンペーン」ご報告  毎月11日にイオンが行っている「幸せの黄色いレシートキャンペーン」に愛身連も参加しています。参加店舗は、イオンモールナゴヤドーム前店です。  買い物をした方が応援したい団体を選んで黄色いレシートを投函すると、お買い上げレシート金額合計の1%と同額の品物をイオンから寄贈していただけます。  令和6年度は愛身連事務局員2名が店頭活動を4回行い、4月16日の贈呈式で14,800円の寄付をいただきました。  その後、事務局で使用するコピー用紙やファイルなどを購入させていただきました。  多くの皆様のご厚意に感謝いたします。ありがとうございました。 書き損じはがき・切手のご寄付 ありがとうございました。  令和6年度も多くの皆様にたくさんの書き損じはがき、未使用官製はがき、未使用切手を寄付いただきました。昨年度1年間にご協力いただいたはがきと切手は「10,878円」分でした。  寄付いただきました皆様に心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。  また、今年度も引き続きご協力をお願いいたします。1枚からでも有難くお受けいたします。なお、郵便局の消印が押されたもの、ポストカードは書き損じとはなりませんのでご了承願います。   あつまれ!ふくはぴんち  8月9日(土)・10日(日)  愛身連の賛助会員であり、オレンジスマイルプロジェクトにも参加していただいている「ふくはぴ愛知」が主催で8月9日(土)・10日(日)にあいち健康プラザにおいて福祉イベント『あつまれ!ふくはぴんち?在宅向け訪問サービス体験交流会?』を開催します。  入場無料。イベントを盛り上げるために乙武洋匡(おとたけ ひろただ)さんや吉藤オリィ(よしふじ おりぃ)さんなど著名人のステージがあります。ただし、講演には申込みが必要ですので、「ふくはぴ愛知」のホームページからご確認お願いします。 【ふくはぴ愛知 松元拓也(まつもと たくや)社長から皆様へ】  私は常滑市に所在を置く、株式会社OLDROOKIE(おーるどるーきー)という会社の代表取締役社長をしている。起業自体は22歳の頃に一度しており、現在の会社は二度目に起ち上げた会社である。  一度目は寝たきり社長こと佐藤仙務(さとう ひさむ)と一緒に立ち上げた、株式会社仙拓(かぶしきがいしゃ せんたく)である。実は私、重度身体障害者である。脊髄性筋萎縮症という難病で徐々に筋力が衰えていく病気だ。今では右手の人差し指と親指が数センチと左手の人差し指が多少曲がる程度である。この原稿も特殊なマウスを駆使しながら書いている。今の御時世、パソコンさえ動かせれば障害者も健常者も全く関係のないフラットな世界で戦える時代。株式会社OLDROOKIEでは動画編集やWEB制作、そしてWEBサービスの運営といったIT事業を行なっている。    この時代に、どの業種よりもDX化が遅れているのが福祉業界なのだ。本来、障害をクリアすることができるITの導入を遅らせているこの業界に変化をもたらすためにOLDROOKIEでは訪問介護と訪問看護の福祉事業も行なっている。そして、福祉とITをミックスさせてスタートさせた訪問サービスのマッチングサイト『ふくはぴ愛知』がメインとする事業である。  この『ふくはぴ愛知』は人気Youtube番組の『令和の虎』で知った方も多いと思う。詳しくは「ふくはぴ愛知」で検索して欲しい。SNSも各種しているのでフォローもして欲しい。ぜひイベントを通して福祉・医療の情報も得て欲しい。 第6期オレンジスマイルプロジェクトが始まりました!  ヘルプマーク普及啓発事業の一環として行っている「オレンジスマイルプロジェクト」の第6期が4月1日よりスタートしています。  オレンジスマイルプロジェクトに参加していただいた方にはピンバッジをお送りします。継続参加された方については、ピンバッジ、ストラップ、キーホルダー、エコバッグ(オレンジまたはグリーン)からお好きなグッズを選んでいただけます。  オレンジスマイルプロジェクトについては愛身連のホームページhttps://aishinren.or.jp/でご確認ください。 <オレンジスマイルプロジェクト参加企業> ・社会福祉法人東海テレビ福祉文化事業団(シャカイフクシホウジン トウカイテレビフクシブンカジギョウダン) ・一般財団法人城西福祉会(イッパンザイダンホウジン ジョウサイフクシカイ) ・一般社団法人生命保険協会 愛知県協会(イッパンシャダンホウジン セイメイホケンキョウカイ アイチケンキョウカイ) ・株式会社テルミック(カブシキガイシャ テルミック) ・フジイ化工株式会社(フジイカコウ カブシキガイシャ) ・神谷明文法律事務所(カミヤアキフミホウリツジムショ) ・安城市ボランティア23(アンジョウシ ボランティア23) ・社会福祉法人田原市社会福祉協議会(シャカイフクシホウジン タハラシシャカイフクシキョウギカイ) ・知多市身体障害者福祉協議会(チタシシンタイショウガイシャフクシキョウギカイ) ・碧南市身体障害者福祉協会(ヘキナンシシンタイショウガイシャフクシキョウカイ) ・株式会社松本義肢製作所(カブシキガイシャ マツモトギシセイサクジョ) ・アンシンク株式会社(アンシンク カブシキガイシャ) ・ミヤビワークス株式会社(ミヤビワークス カブシキガイシャ) ・愛知県信用保証協会(アイチケンシンヨウホショウキョウカイ) ・名古屋市信用保証協会(ナゴヤシシンヨウホショウキョウカイ) ・NDK株式会社(エヌディーケー カブシキガイシャ) ・特定非営利活動法人岡崎市障がい者福祉団体連合会(トクテイヒエイリカツドウホウジン オカザキシシンタイショウガイシャフクシダンタイレンゴウカイ) ・丈山の里いずみ庵(ジョウザンノサト イズミアン) ・ダイドーアサヒベンディング株式会社(ダイドーアサヒベンディングカブシキガイシャ) ・南知多ユニバーサルピーチプロジェクト(ミナミチタユニバーサルビーチプロジェクト) ・株式会社日邦(カブシキガイシャ ニッポウ) ・株式会社パレム(カブシキガイシャ パレム) ・株式会社大晴(カブシキガイシャ タイセイ) ・株式会社クーネル(カブシキガイシャ クーネル) ・特定非営利活動法人花音(トクテイヒエイリカツドウホウジン カノン) ・関谷醸造株式会社(セキヤジョウゾウカブシキガイシャ) ・ふくはぴ愛知(フクハピアイチ) ・合資会社三河公益社(ゴウシガイシャ ミカワコウエキシャ) 愛身連の活動を応援する賛助会員ご加入のお願い  愛身連の活動に賛同し、応援してくださる賛助会員を随時募集しています。  賛助会員の皆様に継続的にご支援していただくことで、安定した活動ができるようになります。私たちと一緒に障害者が住み慣れた地域で安心して暮らしていける社会の実現を目指しましょう。 ◆賛助会員会費 ◎法人会員  一口 年間 10,000円 ◎個人会員  一口 年間 2,000円 ※何口でもお申込みいただけます。 ◆賛助会員特典 ◎機関紙「愛身連」の送付(年3回)。 ◎当団体のホームページの賛助会員ページに掲載(団体名からリンク付) <愛身連を支えてくださっている賛助会員の皆様> ・一般財団法人城西福祉会(イッパンザイダンホウジンジョウサイフクシカイ) TEL:052-912-3946 FAX:052-913-0130 ・一般社団法人生命保険協会 愛知県協会(イッパンシャダンホウジンセイメイホケンキョウカイ アイチケンキョウカイ) TEL:052-971-5233 FAX:052-971-5265 ・島手そうめん販売株式会社(シマテソウメンハンバイカブシキガイシャ) TEL:0957-25-8033 FAX:0957-25-8801 ・株式会社東海シーオーエーエス(カブシキガイシャトウカイシーオーエーエス) TEL:052-911-0100 FAX:052-911-0091 ・丸大食品株式会社 中部営業部 名古屋営業所(マルダイショクヒンカブシキガイシャ チュウブエイギョウブ ナゴヤエイギョウショ) TEL:0568-41-3521 FAX:0568-41-3525 ・ダイドーアサヒベンディング株式会社(ダイドーアサヒベンディングカブシキガイシャ) TEL:052-355-2921 FAX:052-355-2923 ・株式会社クーネル(カブシキガイシャクーネル) TEL:052-242-9076 FAX:052-242-9077 ・日本身体障害者団体連合会収益事業所 大阪支所(ニホンシンタイショウガイシャダンタイレンゴウカイシュウエキジギョウショ オオサカシショ) TEL:06-6337-2251 FAX:0120-548-294 ・株式会社エスワイフード 世界の山ちゃん(カブシキガイシャエスワイフード セカイノヤマチャン) TEL:052-259-2782 FAX:052-259-2787 ・株式会社Fujitaka(カブシキガイシャフジタカ) TEL:075-371-9900 FAX:075-371-9905 ・アンシンク株式会社(アンシンクカブシキガイシャ) TEL:058-268-6801 FAX:058-268-6802 ・株式会社松本義肢製作所(カブシキガイシャマツモトギシセイサクジョ) TEL:0568-47-1701 FAX:0568-47-1702 ・株式会社日邦(カブシキガイシャニッポウ) 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